治療方法をどうするか決める前に、セカンドオピニオンを受診することにしました。
幸い主治医が理解あるドクターだったので依頼もスムーズに進みましたが、受診するにあたって必要な段取りとルールがあることを初めて知りました。

セカンドオピニオンを受診する段取り

  1. 受診する病院を決める
  2. 主治医にその旨を伝え紹介状を書いてもらう
  3. 受診する病院を予約する
  4. 紹介状(+主治医の診断内容)を受診先の病院に送付する
  5. 受診する
  6. セカンドオピニオンの診断内容を主治医に持ち帰る

 
1.については、客観的な病院事情を知っていそうな知人のMRさん(医療メーカーの病院担当さん)たちのすすめで、有明にある専門病院を受診することにしました。受診科は主治医の専門が消化器外科医だったので消化器内科に。

 

セカンドオピニオンにかかる費用と暗黙のルール

ボクの場合、費用は 2.の紹介状を用意してもらうのに750円、5.のセカンドオピニオンの受診に32,400円(30分)必要でした。受診料は病院によって違うようですが、いずれも保険適用外なのでホームページとかで調べておいたほうがいいかもしれません。

紹介状と検査結果、診断結果は紹介先医療機関宛ての封書で用意されます。主治医との信頼関係を壊さないためにこの紹介状は開封しないのがルールだとか。また、セカンドオピニオンは主治医を変更する前提のものではないので、安易に病院を鞍替えできないということもMRさんに教えてもらいました。余談ですが、紹介状といっしょに同封されていたCTやMRIの検査結果データは、セカンドオピニオン受診後に自分の手元に帰ってきます。

画像データは専用のビューワーがあってMacでは見れなかったので、久しぶりにWindowsを引っ張り出してきて隅から隅まで見てみました。無機質なモノクロの画像ですが、自分の写真だと思うとなんだか愛おしいような。笑

 
肺がんのMRI画像

 
閑話休題。

セカンドオピニオンでの診断結果は、基本的に主治医の治療方針を支持するという内容でした。
唯一違っていたのは余命に関する見解だけ。
セカンドオピニオンの医師の見解のほうが主治医よりもより厳しいものでした。
まぁつまり余命が短く、生存確率が低くなってしまったわけで。

 
「治すぞ!」と自分なりの方法でモチベーションを高めては、病院に行くたびにドクターにココロを折られるという。医師の立場もわかるけれど、患者のモチベーションを下げるような医療機関のあり方は今後問題になってしかるべきだと痛感。毎回折れたココロを立て直すのが大変です。

 
本題とは関係ないけれど、冒頭の写真は焼飯を作るのにカットした山盛りの野菜とアミエビ。なんとなく漠然と「野菜食べなきゃ」というモードになってますが、まるで無計画。