朝イチ、すべての検査の結果と、主治医の診断、治療方針を聞くために主治医を訪問してきました。
結論から書きますと、疑わしかった肺の転移はクロ。よってこの時点でステージⅣが確定。
左右の肺に散って7〜8箇所に転移しているので手術は非現実的。直腸がんも手術が困難な箇所にあり、かなり深く進行しているので、無理に手術をしてカラダに負担をかけるよりは抗がん剤による治療で患部を小さくしていくのがいいのではないかというのが主治医の先生の意見でした。
先生におそるおそる、「もし抗がん剤による治療をしなければどうなる?」と聞いてみたら、ことばを選びながらもハッキリ「まぁ半年か1年ていうとこでしょうね」と。サバサバ隠さず言ってくれるのでホントウにありがたいが、さすがに凹む。セカンドオピニオンふくめ、今後どうするかの結論を来週の9月6日まで待ってもらうことにして、今日のところは終了。
ちなみにこの日の診断を聞く際、先生の同意を得てメモ代わりにスマホで音声を録音したんですが、これみなさんにもおすすめします。冷静さには自信を持っているボクですが、さすがにこの日の先生の話は60%くらいしかアタマに入っておらず、あとあと録音したデータがとても役に立ちました。主治医の先生との信頼関係はとても大事なことなので、ちゃんと同意を得てからということで。
細かな説明はカットして、一部だけみなさんにも。
告知の現場ってこんなですよ。
わかりやすくズバッと話してくれるボクの主治医の先生はひとまわりくらい年下の若い先生。まだ顔を合わせるのは2回目ですが、信頼できるタイプの先生で良かったと思います。主治医の先生との相性って大事ですよね、きっと。
とぼとぼと歩いて自宅に帰るも、なんだかじっとしていられず、だからといって何かしたいという気にもならず、なんとなくふらっと小伝馬町にある行きつけの和紙屋さんへ材料を仕入れに。途中、いつもはお参りする宝田恵比寿神社の前を通るもこの日ばかりは祈る気もせずスルー。
アタマでは「さてどうするか考えなきゃなぁ」とスイッチを入れようとするんだけど、楽天的なボクの脳もさすがに今日ばかりは思考停止。人生、こういう日もあるんだね。
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