今日はひさしぶりの猛暑日。朝から自宅で大腸カメラのために腸内洗浄すべく、モビプレップ2リットルと格闘。

ひたすら飲んで出す作業はこの世の終わりかと思うほどツラいんだけど、すべて出し切ってみたらヘソからお尻にかけて驚くほど軽くなる。ひさしぶりにカラダがよく動く感覚。体が重いのは病気のせいかと思っていたけど、まさかベンの溜まり過ぎだったとは。この腸内洗浄、ぼくの通っているK大学病院の場合自宅で自分でやるか、病院で看護師さんの指示を受けながらやるか選べるんだけど、はじめての方はもし選べるなら病院でやってもらうことをおすすめします。
出しきったあとの体重は64.0kg。

なんとかベンちゃんを出しきって病院へ。今日の検査は腹部CTと、大腸カメラ。

CTはなんなく終わったけれど、大腸カメラで問題発生。
肛門からカメラを入れるも標準のものが腫瘍で細くなった直腸を通らないということで、一番細いというカメラ機種に付け替えて再挑戦。いつもは饒舌なY先生もこの時ばかりは直腸の抜け道を探しながらカメラをグリグリ動かしつつ終始無言。大きなモニターに映るでっかい腫瘍をY先生と看護師さんとボクの三人で黙って見つめる時間の気まずさたるや。

結局腫瘍から奥へカメラを進めることはできず、手前の腫瘍の組織だけ5箇所採取して検査へ。そこから奥は、CTとMRIの映像で大きなものを探すとのこと。ベンが出づらくなっているのもこの細さが原因だろうとY先生。せっかく洗浄してスッキリしたのに明日からまたベンちゃんが詰まり始めるのかと思うとメゲる。
しかしなんともボコボコしてブサイクな腫瘍だった。

2017年8月23日。
ごめんよおれの腸。こんなの作ってしまって。